1: 投稿日:2016/03/09(水) 11:45:19.83
 石川県内で神社のさい銭箱やおみくじ箱などを狙ったさい銭盗の被害が急増している。

 2015年の被害件数は例年の倍以上の130件を超え、石川県警が09年に統計を取り始めて以降、最悪となったことがわかった。
神社側からは「新幹線開業で増えた観光客にまぎれて盗むケースが散見される」との声もあり、さい銭箱をガラスケースで囲うなどの対策もみられる。県警は、こまめにさい銭を回収するよう神社に呼びかけている。

 県警刑事企画課によると、15年のさい銭盗の被害件数は統計を取り始めた09年以降で最悪の132件(前年比88件増)だった。
被害額は34万4000円(同24万4000円増)で、10年の36万8000円、09年の35万9000円に次ぐ被害額となっている。

 県警捜査1課によると、さい銭盗は昼夜関係なく、人の目がない隙を見計らって行われ、箱や施錠していた鍵が壊されて盗まれるケースがほとんど。
15年は余罪のある容疑者の検挙が多く、被害件数の増加につながった。
ある捜査関係者は「1回の被害額は多くても数千円程度だが、被害が続けば神社にとっては一大事。罰当たりな行為としか言いようがない」とこぼす。

 ひがし茶屋街に近い金沢市東山の宇多須うたす神社では、15年ほど前から、さい銭箱の中に振動に反応する警報機を設置している。
さい銭箱を動かそうとすると警報が鳴る仕組みで、すぐに職員が駆けつけることができる。
夜間はさい銭箱の外から戸を閉めて被害を防いでいるという。同神社の森博宮司は「警報装置を付けることが一つの安心材料になっている」と話す。

 多くの観光客が訪れる同市本多町の石浦神社では、1月27日午後2時頃、さい銭箱ではなく境内に設置していたおみくじ箱から現金約6000円を盗まれる被害に遭った。
被害に遭う3日前には、さい銭箱を囲むガラスケースを設置したところだったが、無施錠のおみくじ箱が狙われたという。

 防犯カメラには、参拝客を装った男が周辺に人がいなくなるのを見計らって箱から素早く小銭を取り出し、かぶっていたニット帽に詰め込む様子が映っていた。映像から市内に住む男(74)が浮上し、逮捕された。

 同神社の参拝客は北陸新幹線延伸開業以降、3倍に増加しており、長谷吉憲宮司は「観光客に紛れた計画的な犯行。過度に警戒しなくてはいけないことになったのは残念」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160308-OYT1T50020.html?from=ycont_latest
2016年03月09日 07時59分
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